不動産売却が成立したら、買取価格がそのまま手元に残ると考えていませんか。実は不動産売却が成立したからといって、手元に売れた金額のすべてが残るわけではありません。そのため不動産売却について考えていくのであれば、売却価格と手元に残るお金の問題について確認しておきましょう。実際に不動産売却をする場合、多くの方が不動産業者に仲介をして買い手を探してもらいます。そして不動産売却が無事に成立した場合、不動産業者に仲介手数料を払う必要があります。仲介手数料は、不動産売却価格の何%というように決められているので、最初に確認することが大切です。さらに不動産売却では、印紙代や抵当権抹消登記費用、所得税や住民税などの譲渡益課税の支払いが発生します。不動産売却が完了してから、支払うべき費用の存在に気が付いて焦ることないように、事前にどのような費用の支払いが発生するのか、手元にいくら残るのか確認しておくことも忘れないようにしましょう。